interview

社員インタビュー

波夛野 碧Midori Hatano

Platform and Vehicle Component Engineering Division
Interior and Exterior Engineering Department
Seat and Safety Design Engineering Group

2014年入社 | 理工学部

※所属は取材当時のものです

購買部門から開発部門へ
手を挙げて異動されたそうですね?

入社から4年間、購買部で内装・シート部品を担当し、サプライヤーの品質評価・品質会議・工程監査などを行っていました。当時の仕事は、日産が定める品質基準に対して、適切な製品が作られているか、工程に問題はないか等、サプライヤー担当者とやりとりをしていくという仕事でした。サプライヤーと共に高い品質の製品を追求することにやりがいを感じていたのですが、関わっているのは製品を製造する最終工程のみだったため、製品が作られるまでの背景や開発に関わった人たちの想いを知らないままでいたくないという想いが芽生えていきました。そこで一念発起し、開発への異動希望を出しました。

社員インタビュー

開発部門に異動し、
どんな発見がありましたか?

想像以上に多くの関係者と共に開発を進めていくのだという発見がありました。開発は、購買部門・原価管理部門・企画部門・デザイン部門・実験部門・アフターセールス部門、サプライヤーなど、専門性を持った様々な方と協働し進めていきます。そのため、信頼関係を築くことを、これまで以上に大切にするようになりました。他部署やサプライヤーとのコミュニケーションでは、それぞれの立場を理解することを念頭に置き、異なる意見がぶつかったとしても、主張するだけでなく、相手の意見の背景にあることまでしっかりと聞くことで、最適解を見つけられるように心掛けています。そうやって信頼関係を構築することで、より良いモノづくりへとつながっていくと感じています。

社員インタビュー
社員インタビュー

どうやって技術を磨いていったのですか?

開発の仕事は、大学で専攻していたこととも程遠いですし、購買で培ったスキルや知見を直接業務に活かせる訳ではありません。そのため「調べること」「聞くこと」をとにかく徹底していきました。開発に配属された当初は、業務内で飛び交う言葉の意味さえ理解できないような状態でしたので、まずは調べて自分なりに理解した上で、分からないことをとにかく聞くことが癖になりました。 以前担当していたプロジェクトでは、プロジェクトの途中からサプライヤーの方との会議に一人で出席するようになったのですが、分かっていないことを分かった風に装うことは弊害にしかならないことを痛感し「それはどういう意味ですか?」「そういうことですね。理解しました。」とコミュニケーションを重ねました。そうすることで意思疎通ができているという安心感につながったと思います。

社員インタビュー

これからどんなことに
チャレンジしていきたいですか?

「もっと前工程のことを知りたい」という購買から開発への異動を希望した当時の想いをまだ達成できていないので、まずは、開発の仕事をもっと知り、分からないことやはじめて挑戦する知らない課題に直面しても、一歩ずつ地道に理解を深め、より良いクルマづくりに貢献していきたいです。今後のキャリアで、また購買に戻るようなことがあれば、「設計がこういう製品を作りたいと考えているから、生産工程では、ここをしっかりと管理しなければならない」という視点で、サプライヤーの方とコミュニケーションできれば、同じ方向を向き、より良いクルマづくりを目指すことができると思います。また、開発を極めていくというキャリアであれば、生産工程に関わった購買の経験を活かして、開発としての視点だけでなく、生産工程で不具合の起こりにくい設計にしていくことも、自分らしい設計になると思います。経験が財産となり、スキルやキャリアの幅が広がることも日産で働く魅力の一つだと思います。

MY FAVORITE TIME

宝塚歌劇の観劇

MY FAVORITE TIME

宝塚歌劇が好きでよく観劇に行っています。華やかでエネルギッシュな舞台から、いつもパワーをもらっています。次回の観劇予定も決めており、とても楽しみです。プライベートでの楽しみがあると、仕事にも相乗効果が生まれ、毎日の生活にもメリハリが出せるような気がしています。

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