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#24
CONTROL&FINANCE
01

どんな学生でしたか?

大学では物理科学を専攻しており、X線を使って材料物性構造解析の研究をしていました。また、高校時代から続けていたテニスのサークルで活動する傍ら、大学から始めた茶道部で学内外問わず誰もが楽しめるお茶会を企画・運営したり、短期留学先のニュージーランドで地震被害があった際には、ボランティアに参加し復興支援に励んだりしました。それぞれの活動の中では苦労もありましたが、最後に「ありがとう」と相手が笑顔になるのを見て、頑張って良かったなと嬉しい気持ちになったのを今でも覚えています。

02

日産に入社を決めたきっかけは何ですか?

今では各社がEVを発表していますが、私が入社する当時、EV分野を牽引していたのは日産でした。いち早く自動車の新しい可能性に目を向け、ゼロエミッションリーダーシップを掲げてチャレンジする日産の姿勢に共感したのが入社を決めたきっかけとなりました。また、就活中にお世話になったリクルータの先輩方の人となりを見て、「こんな先輩達と一緒に働きたいな」と思ったのも日産を選んだ大きな理由です。実際に働いてみて分かりましたが、日産はダイバーシティを掲げているとおり、本当に多種多様な国籍・バックグラウンドを持った従業員が働いています。多様な個性の中で時にはぶつかりあいながら、最後は協力して同じゴールを目指す。そんな環境で働けることを幸せに感じています。

03

仕事のやりがいは何ですか? 

日産自動車として各部署が車について考える視点は様々ですが、私の所属する部署は、原価管理を行い収益性の高い車にすることを目指しています。どれだけかっこいい高機能の車を作っても、会社として利益が出なければビジネスは成立しません。原価管理という言葉はあまり聞きなれないかと思いますが、私達の部署は会社の利益に大きく貢献する重要な役割を担っています。新しい中期計画Nissan M.O.V.E. to 2022の中で、安定的な利益率を目指すことが挙げられていますが、それを実現するためには会社の収益目標に対する現状の実績の把握と乖離分析を行い、関連する部署(企画・開発・購買)のみならず経営層に対して提言を行うことが必要です。私たちはそれに則り、会社収益を最大化し車の原価を最小化して日産車の魅力度向上に貢献し、全社の収益目標達成のために関連部署をリードすることを日々のミッションとしています。自分の仕事が会社利益に直結し、経営層に直接提言できる機会のある日々の業務にとてもやり甲斐を感じています。また、日産から販売される新モデル車のすべてのコスト管理を行っている為、日産自動車の新車開発の全貌がわかります。全プロジェクトに関わることができる、社内でも数少ない部署の1つということも、いまの仕事の魅力のひとつではないかなと思います。

03

これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?

将来的には、コストマネジメントの業務で培ったスキルを活かして、プロジェクトへの投資判断を下せるグローバルリーダーを目指したいです。CASEという言葉があるように、現代において車が提供する価値はどんどん拡大しています。新しい時代の幕を開けた自動車業界の中でビジネスを動かし世界に通用する価値を生み出すことは、きっと難しくて面白いでしょう。「お客様に喜んで頂けるクルマを提供するために、技術の日産がもつ素晴らしいテクノロジーを車にどう投資していくか?」を考えながらアンテナ高く視野を広げて、新車開発の資源となる利益を追求し、それを新しい価値で社会へ還元していくことがグローバルカンパニーである日産の社員としての使命の1つではないかと思います。

MESSAGE

学生へメッセージをお願いします。

入社6年目のとき、若手社員向けプログラムのGlobal Challenge Programで、フランスのルノーへ半年間出張する機会を頂きました。そこでの経験は苦労もありましたが、それと同時に新しい発見もあり、確実に自身の成長に繋がりました。日産には、強い意志を持っていれば若くして挑戦できる舞台があります。新卒採用という機会は、人生で1度きりです。ぜひこの機会を活かして、納得のいく就職活動をしてください。今、ご自身の価値観を見つめなおすことは、就職活動だけでなくきっと今後のみなさんの人生にも役立つときが来ると思います。社会人の先輩として、みなさんの就職活動を応援しています。一緒に働ける日を楽しみにしています!

INTERVIEW

SUPPLYCHAIN MANAGEMENT
GLOBAL PRODUCT PLANNING