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#14
GLOBAL INFORMATION SYSTEM
01

どんな学生でしたか?

大学では学際的なコースに所属していましたので、好奇心にまかせて様々な講義を聞きかじっていました。卒業論文は小型風力発電機について工学的な研究をしましたが、講義は心理学や仏教思想といった、文系領域のほうに面白みを感じていました。一時期はカーデザイナーに憧れて、芸術系の授業やサマーキャンプに参加していたこともあります。今振り返れば、物ごとの本質を探究することと、アイディアを形にすることにかけては、人並み以上の情熱を持っていたように思います。

02

日産に入社を決めたきっかけは何ですか?

自動車が好きで、完成車メーカーやサプライヤーを中心に就職活動していました。電気自動車をはじめ次世代技術の量産化を早期から進めていた日産に、会社としての将来性と働く場としての魅力を感じました。生まれ育った土地が横浜で、日産には親近感もありましたね。職種に関しては、正直なところ漠然としたイメージで決めてしまった覚えがあります。学生時代からIT(Information Technology)に興味は持っていましたが、IS(Information System)という領域に触れる機会は限られていました。それでも、入社後の研修などで業務にはすぐ馴染むことができ、今ではとても面白く、自分に合った仕事だと実感しています。

03

仕事で印象に残っていることを教えてください。

ITの世界は変化が激しく、革新的なアイディアやテクノロジーが次々と誕生しています。システム開発ではいかに変化に追従し継続的にシステムを改良し続けるかが、システムの価値や耐用年数を左右しています。入社二年目の頃、そうした継続的開発を社内で行うためのコミュニケーションツールや自動化ツール群の導入を行いました。私を含め日本やインドから関係者が出張して一か国に集まり、一週間でプロトタイプを作ったことは今でも印象に残っています。日産の情報システム部門として、大企業ならではのスケールと、ITならではのスピードを感じられた瞬間でした。

MESSAGE

学生へメッセージをお願いします。

昨今、CASEという言葉に代表されるように、自動車の社会的な位置づけが変わろうとしています。情報システムへの期待はとても大きい一方で、新技術にまつわる課題や不安も無視できません。そこでは必ずしも情報学の専門知識だけでなく、クリエイティブな発想やお客様に共感する力など、一人ひとりの持ち味を活かせる場があると思います。「技術の日産」の名の通り、グローバル情報システム部門は、他社に先駆けた様々な取組みを行っています。皆さんと一緒にチャレンジングな仕事ができることを楽しみにしていますし、何より就職活動を通じて、日産の商品に興味を持っていただけたら嬉しいです。

INTERVIEW

GLOBAL INFORMATION SYSTEM
R&D