
どんな学生でしたか?
色んな業種のアルバイトをしました。接客、調理補助、引越業者、コンサートスタッフ等、やるからには真剣に取り組んだのですが、その働きぶりから正社員に勧誘される事もありました(笑)。趣味としてはバンドや友人と海外旅行にもたくさん行きました。幼い頃から”モノづくり”が好きだったので、大学では自分で実験装置の図面を引いて旋盤、フライス盤等の工作機械を使って鉄を削り、組み立てて実験をする事に没頭していました。自分の思い描いた物が自力で再現出来た時は嬉しかったですね!
日産に入社を決めたきっかけは何ですか?
モノづくりが好きなので機械を造る仕事に携わりたい、また、出来れば人の役に立つ仕事をしたいと考えていました。そこで身近にあるもので人々の生活を豊かに出来る 「クルマ」 を造る会社で働きたいと思いました。また、グローバルで活躍したいという思いもあり、日産自動車の社風が一番自分にマッチしていると感じ入社を決めました。
上司からもらった言葉で印象的なものはありますか?
私は入社して間もなくあるプロジェクトを任されたとき、当時新人だった私がどこまで出しゃばって良いかわかりませんでした。その時に上司に「この仕事には何をやったら駄目という事は無い。自分が出来ると思った事、やりたいと思った事は全部やればいいよ」と後押しして貰い、その後どんな仕事に対しても躊躇せず、自分が納得できるまでとことんやり切ろうと思えるようになりました。「やらないで後悔するより、やって後悔する方が良い」とよく耳にしますが、実際に人が成長する上ですごく大切な事なのだと気付かされました。
仕事で学んだことを教えてください。
海外拠点の技術者と仕事をする機会が多いのですが、中国やメキシコ等の英語圏以外の方々もたくさんいます。初めて海外拠点のメンバーと仕事をしたときは、母国語や文化的背景の異なる相手と仕事をするのは難しいと感じましたが、お互い技術者でより良いモノを作りたいという気持ちは一緒なので、相手の意見にちゃんと耳を傾ける事、相手の考えを否定しないことに気をつけ、自分の意見もきちんと伝えて自らアイデアを提案する事で、どんな相手にも受け入れてもらえるという事を学びました。この経験を経て、グローバルな環境で誰とでも円滑に業務をすすめるスキルを身に着ける事が出来ました。
