日本発グローバル“な考え方に共感。
迷わず入社を決意。
クルマは日本を代表する基幹産業であり、世界のモータリゼーションを支える重要なファクターです。特に日産は、世界160 カ国以上でクルマを販売し、20 カ国に生産拠点を擁する、日本発のグローバル企業です。また、日産は世界各国を代表する企業とアライアンスを組んでおり、各企業の理念・文化を尊重しながら、それぞれの強みを連携することで、国際競争力を高めています。この環境の中でグローバルな視点・知見を養い、“日本の優れた技術や文化を世界の人々へ届ける”、そんな企業の姿勢に共感し、日産に入社しました。また、日産ならではの「職種別採用」も入社を決めた理由のひとつです。配属先を自分の意思で選んで就職活動に臨めるので、面接時の質問も選んだ配属先の仕事内容に的を絞って効率的に質問することが出来ます。高いモチベーションで入社できるのも、やりたい仕事に挑戦できる「職種別採用」ならでは。同期全員が、それぞれ志を掲げ、全力で仕事に取り組んでいます。
北米日産でGCP に挑戦。
初のオンライン・アンケート調査を提案。
日産のマーケティング&セールス部門では、入社後、まずは、国内市場でカービジネスやクルマ創りの基本を学びます。私も国内市場向けのアフターセールス部門で、カーアクセサリーの販売促進を担当しました。グローバルチャレンジプログラム(以下GCP)への挑戦を意識し始めたのは、現在の部署へ異動する少し前のこと。入社以来3 年間、英語でのコミュニケーションから遠ざかっていた不安もあり、グローバル系の部署に異動する前にGCP を経験して英語力を磨きながら、国内市場と海外市場の違いを学びたいと考えたのです。上司に相談して部署の推薦を貰い、人事の面接審査を経て無事合格。2017 年4 月から約6 ヵ月間、テネシー州の北米日産で北米市場向けカーアクセサリーの販促活動やプロモーション策定に携わりました。GCP を通じて多くのことを学びましたが、私にとって最もチャレンジングだった仕事は、販売店が抱えているニーズ・課題の抽出・検証・活用です。広大な北米市場に点在する、すべての販売店を訪問し、聞き取り調査を行うことは現実的に不可能です。そこで、オンライン・アンケート作成ツールを使って現場のニーズ・課題を吸い上げ、より効果的な販促策を構築することを提案し、実行しました。この取り組みは部署初であったため、効果を疑う声もありましたが、結果的に貴重な情報が数多く寄せられ、より効果的な販促策を構築できました。
GCP の経験を活かし、
さらにグローバルなフィールドに挑戦したい。
私はGCP を通じて、日本側の価値観だけで北米市場を捉えるのではなく、北米側の価値観を学ぶことで、日米双方を理解できるグローバルな視点を養うことができました。この視点が現在、仕事を遂行する上で、私の判断基準になっています。また、北米日産社内のスピーチクラブに参加し、さまざまな部署のスタッフと交流しながら築いた人間関係は、個人的なつながりだけでなく、ビジネスの場でも大いに活かされています。これからの目標は、GCP で培った経験を活かし、さらにグローバルなフィールドに挑戦すること。その夢に向かって、日々努力を重ねていきたいと考えています。