Global interview

ずっと憧れていた
グローバルな仕事を
日産のフィールドで叶えた

小さい頃からずっと、将来は海外と関わる仕事をしたいという想いを持っていました。学生時代には様々な国を訪れ、日本とは違う文化に多くの刺激を受け、より一層、様々な国の人たちと関わり勉強しながら働きたいと感じるようになりました。日産を選択したのは、グローバル企業という第一条件もそうですが、アライアンスによる独自のカルチャーをもっているなどユニークな雰囲気に惹かれたからです。職種別採用で購買に決めたのも、「グローバル購買部」という海外とつながりのある部署だったから。正直、仕事については「購買＝バイヤー？」くらいにしか思っていませんでした。
入社してみると、想像以上にグローバルな環境で驚いたほどです。月に何度か海外と打ち合わせをする、年に何度か海外出張に行く程度だろうと想像していましたが、実際には上司が外国人、日々海外とコミュニケーションを取りながら、普段から英語が飛び交う環境はとても刺激的でした。

メキシコ出張をキッカケに
国を越えて誰かの役に立ちたいという想いが
確かなものに

入社3年目にメキシコ出張を経験しました。行く前は「ちゃんと伝わるかな？」という不安もありましたが、拠点メンバーは温かく迎え入れてくれ、一方的に伝えるのではなく質問や意見がしっかり出て、有意義な議論をすることができました。
当時、入社3年目ということもあり、日本では自分は「教えられる側」でした。メキシコでは「教える側」となり、経験で得た「誰かの役に立っている」という嬉しさは、私の中で強烈に残りました。この出張をキッカケに、国を越えて一つのチームとして誰かの役に立ち、組織として成長していきたいと強く思うようになったのです。 現在は購買管理部の教育・コミュニケーションチームに所属しています。バイヤー時代を思い出し、自分なりに組織として不足していると感じることや改善したいことなど、そのような視点を活かして組織を良くすることにチャレンジしたいです。今の教育に関わる仕事も、バイヤーとしての仕事も、軸は変わっていません。国を限定することなく、「誰かのために」を原動力に日々取り組んでいます。

GCPでの経験が
自分自身の弱点と
向き合う機会に

GCPを受ける以前の私は、性格的に自分に自信を持つことができず、目の前の業務に精一杯でキャリアアップのことまで考えが及んでいませんでした。自分が先頭に立ってチームをグイグイ引っ張っていくというよりは、誰かの縁の下の力持ちの方が向いているとも思っていました。しかし、私の仕事をする姿をずっと見てくれていた上司が「もっと自信をもっていい」と幾度となくエールを贈ってくれ、GCPに応募するキッカケにもなりました。
GCPの3カ月間、派遣先のタイでのミッションは二つ。内、一つがASEANのモノづくり活動強化。私がリードしなければならず、自分自身の苦手意識と向き合う機会になりました。日本と海外ではマネジメントスタイルがまったく異っておりましたが、共通していたことは「チームのために尽くす」ということでした。日本の上司もタイの上司もチームのために全力を尽くす方で、個性的なメンバーを牽引する姿を見て、初めて自分が目標とするマネジメントスタイルを見つけることができました。
GCP終了後は、統括層チームリーダーという立場に就き、これまで以上にマネジメントを担うこととなりました。GCPでの経験から、より大きな観点で日本のメンバーのためだけではなく、海外拠点に対しても貢献したいと思うようになりました。現在はグローバル全体のスキルマトリクスの分析・策定に取り組んでいます。国によって強み・弱みがあり、弱みを強化する講座を提供できればレベルが統一され、グローバル全体で購買力を強化できるのではと考えています。誰かのために行動することで、やがて組織の成長にもつながっていく。その、確かな実感を得ながら、今後も取り組んでいきたいと思っています。

Global Challenge Program（GCP）： 若手社員が海外事業所に長期出張し、難易度の高いタスクに挑戦するプログラム